路線・高速・貸切バス運転士
営業部 バス営業所 入社6年目
小さいころ、家の前を丹海バスが通るたびに手を振っていて、運転士さんが振り返してくれたり、クラクションを鳴らしてくれたりしたのが、嬉しかったんです。「いつか自分も、あのバスを運転したい」と思った気持ちが、ずっと心の中にありました。車も運転も大好きで、休日は妻とドライブに行ったり、車を洗ったりするのも楽しみのひとつです。
今は逆の立場。小さな子が手を振ってくれると、自然とこっちも笑顔で手を振っています。
入社のきっかけは、バス運転士になりたかったことです。宅配トラックの仕事をしていましたが、バスの運転士という「人を運ぶ仕事」に魅力を感じて転職しました。
丹海バスは、未経験でも会社が免許取得を全面サポートしてくれます。養成制度で基礎から丁寧に教えてもらえたので、安心してスタートできました。
今は路線バスをメインに、高速バスや貸切も担当しています。運転が本当に好きなので、高速道路をずっと走っていられるのは爽快です。一方で、貸切の仕事ではお客様との会話が多く、「運転手さんの対応がよかった」と言ってもらえるとやっぱり嬉しいですね。
バスにはそれぞれクセがあるので、毎日が勉強です。お客様に快適に乗ってもらえるよう、ブレーキの感覚やカーブの取り方などを日々探りながら、技術を磨いています。
「ありがとうございました」「運転うまいですね」と言ってもらえる瞬間が、心に残ります。特に田舎では、高齢の方の移動手段としてバスは欠かせない存在。自分がその一端を担えていることに、やりがいを感じます。
貸切バスを運転している20~30代は、自分だけかもしれません。でも、上司や先輩が丁寧に教えてくれたおかげで、今の自分があります。
聞けば何でも答えてくれる職場なので、困ったことがあってもすぐに解決できます。
「人との接し方」は自分の得意分野でもあるので、運転だけでなく接客の部分でも評価をもらえるのが嬉しいです。
丹海バスは、シフトの調整も柔軟。早く終わる日は午後の予定を入れたり、遅番のときは午前に用事を済ませたりできます。
福利厚生も充実していて、例えば手術のときは高額医療の補助でかなり助かりました。社員や家族も、遊覧船やケーブルカー、高速バスなどが割引で利用できるのも嬉しいポイントです。
今、若い世代の運転士は少ないですが、もっと増えてほしいです。
バス、きれいだしかっこいい。バスは地域の乗り物。トラックより人との関わりがある分、大変な面もありますが、その分やりがいも大きいです。